洗面所の塗り替えと、洗濯機隠しのための扉制作(2024.7)
これまで過去のDIYの記録を投稿してきましたが、これで振り返り投稿は最終になります。
今後はリアルタイムで、もう少し詳しい内容を投稿していきたいなと思います!
洗面所はDIYを始めた初期に、タイル貼りと洗面台扉のリメイク、クッションフロアの張替えをしていました。
色味や雰囲気がちょっとごちゃごちゃしていたので、あまり気に入っておらず、
再リメイクすることにしました。
リメイク内容
- 壁・天井の塗り替え
- 洗濯機を隠す
- 扉の塗り替え
クッションフロアは気に入っているのでそのままです。(大変だし。。)
洗濯機隠しは、以前からしたかったことです。
アイデアを思い浮かべては思いなおし、の繰り返しでした。
最終的に決めたのは、「洗濯機を収納の中に隠す」です。
うちの洗濯機置き場は、そこだけ奥まっている形なので、収納を一から作る必要はありません。
洗濯機の前部分に、扉をつけることにしました。
扉の中の部分は散らかってもOKになるので、洗濯物も、洗濯用品なんかも、ボンボン詰め込めるようになります。
上の収納はそのまま、下の扉とデザインを揃えれば、綺麗に一体化できるはずです。
扉を付けるために作成するのは、扉本体の他に、取り付けのためにフレーム、ヒンジをつけるための土台が必要です。
どのくらいのサイズの何が必要なのか、把握するために、sketchupという建築ツールを使いました。
sketchupは操作方法を覚えてしまえば、とても使いやすいツールです。(ただすぐ忘れてしまうので久々だと復習が必要。。) もちろん作図は無料でできます。
手書きで作成すると、必ずどこか寸法を間違えてしまうので、かなり助かりました。
ほとんどの箇所にワンバイ材を使用しています。
ワンバイ材は扱いやすく、安いので、使えるときはなるべく使いたいと思う材料です。
ツーバイ材も人気ですが、私はカットが苦手なので、できるだけ薄い方がいいというだけ。。
この寸法に従って、ホームセンターでカットしてもらいました。自分でやるのはしょうがない時だけ。
大量だったので、新人のカット担当のおじさまに「疲れたよ~~><」と言われてしまいました。。ごめんなさい。。
本当、助かってます^^
ではこの先の作業を順番に説明します。
1.壁紙が剥がれた箇所の修復
入口すぐの壁紙、ステラが仔犬の頃に剥がされていました。とりあえず壁紙を一部剥がして、接着剤付きの壁紙を貼り付けていました。
写真がありませんが、それが大分剥がれて汚い状態でした。
その部分全体的に、薄い合板を貼ることにしました。そのあとペイントするので目立たなくなります。
MDFを使いました。
5枚のMDFを接着剤とピンタッカーで、壁に貼り付けています。下の部分は扉で隠れるのでそのままです。
2.扉の枠を設置
扉をつけるために、土台を作ります。
ちょっとややこしく複雑な土台になっています。
・まず、扉の上部に蓋?物を置ける場所をつくるので、板が置けるように左右に1×6を設置。(柱があるのでビス止め)
・上部に板を設置。(左右に設置した1×6からポケットホールで固定、上の棚に下からビス打ちをして固定。)
・扉の枠をつける。1×2を使用。これがあることでそれぞれのつなぎ目が見えず、一体化して綺麗に見えます。(1×6側からポケットホールで固定)
・上の棚にも扉枠をつける。
内側の見た目は気にせず、扉を閉めて外から見たときに綺麗に見えるように加工しています。
3.扉を造る
扉はシェイカーパネルにしますが、いつものやり方(扉用の板に、MDFをつける)とは違う方法にしてみました。
いつもの方法は、既存の扉がある場合はMDFのみの購入で済むので安くできますが、一から造る場合は厚めに綺麗な合板が必要になりますので、少し高価になってしまいます。
今回の方法は、
・1×3を4辺つなぎ合わせる(シェイカーパネル部分)
・そこに、裏からMDFをつける
これで、安く簡単に、表側は綺麗に仕上げる事ができます。海外のDIYerさんのアイデアを参考にさせてもらいました!
写真はこれだけですが、パネル部分をポケットホールジグを使ってジョイントしているところです。
うちにはDIYが広々とできる場所はありません・・・
この後ペイントとヒンジの取り付けですが、翌週なのでとりあえず立てかけ。
4.壁と天井、扉のペイント
洗面所は日の光が入らず、天井も低く、どうしても暗くなってしまう空間です。
最低限明るくなるように、壁の色を白にしていましたが(既存の壁紙は少しベージュよりなので、白に塗っていました。)なんだかしっくりきていませんでした。
無理に明るくしようとせず、いっそのこと暗く落ち着いた雰囲気にすることにしました。
暗めの色を壁、天井に塗ることで箱っぽい囲われた空間を作りたかったのです。
色はこちらにしました。
壁:Benjamin moore Cusshing green
扉:Benjamin moore Revere pewter
取っ手はAliExpressで購入しました。
5.スライド丁番の取り付け
スライド丁番を取りつけます。
キャビネットの取り付け方法のデザインには、インセット、オーバーレイ、ハーフオーバーレイがあります。
ちょっとわかりづらいですが参考に↓
(扉がフレームを全て覆う形)
(扉がフレームを半分覆う形)
(扉がフレームの内側に収まる形)
私はハーフオーバレイのデザインが好きなので、それにしようと思っていました。
日本では半かぶせや全かぶせと言うようです。オーバーレイが全かぶせ、ハーフオーバレイが半かぶせに当たるかなと思いましたが、サイズが一回り小さい(短い)ようです。
しっかりとハーフオーバレイ感を出したかったので、海外のDIYerさんのやり方を参考にしました。
扉の中の方の高さが足りなかったので、余った木材をつけて調整しました。
上でお話したとおり、ハーフオーバレイ用のスライド丁番が日本に売っていないので、似たものかと信じてAmazonで買ったもの、微妙に合わなかったようで、調整が大変でした。
スライド丁番は取り付け後に調整ができますが、いっぱいいっぱいにしても、扉が閉まりきらなかったので、家に余っていた丁番を試したところ、合いました!焦りました。
あとで知りましたが、ハーフオーバレイは全かぶせの丁番で丁度よかったようです。
次は間違えませんね。
6.完成♪
取っ手をつけて、出来上がりです!
おしゃれになりようがなかった、洗濯機が見えなくなって幸せです^^
本当にすっきりしました!
色がまとまったからか、意外にも広く感じるようになりました。大成功です~